ヘルパー2級があると担当できる業務の幅が広がる

ヘルパー2級があると担当できる業務の幅が広がる

高齢化社会が進む日本では福祉や介護の仕事の需要が、これから益々増えると推測されています。
福祉や介護の仕事と一括にしても様々な業種がありますが、介護業務に関わる公的な資格の1つとして位置づけられていたのがヘルパー2級です。
ヘルパー2級やホームヘルパー2級などと呼ばれていた資格は、現在正式名称を訪問介護員2級養成研修課程と呼びます。
2013年に介護職員初任者研修がスタートして、2013年4月以降に履歴書に資格を書く場合には訪問介護員2級養成研修課程修了と書くこととになります。
2013年以前に資格を既に持っていたという人は、介護職員初任者研修の資格を新たに取得しなくてもそのまま業務にあたることが出来ます。
仕事内容として出来るのは大きく分けて、生活の援助や身体介護の2つとなります。
生活の援助はその名の通り料理や洗濯や掃除といった、日常生活をサポートすることです。
身体介護は初任者研修を修了した者が持つ有資格者でなければ担当することが出来ず、食事や入浴の介助や身体整容や排泄や歩行の介助などが行えます。
訪問介護の職に付きたいと考えるなら、身体介護が出来る資格取得を行い幅の広いサポートを出来るようにしておくと任されることも多くなります。

ヘルパー2級と無資格者では給料や仕事内容が異なる？

日本は医学が進んでいるため高齢者が大変多い国ですので、介護施設やデイサービスなども非常に充実しています。
そのため、日本全国の介護現場では人手不足がしんこくで海外からもあるいは無資格でも求人募集をしているというのが現実です。
デイサービスなどはヘルパー2級の方たちが活躍していますが、ではヘルパー2級の資格を持っていない人とは仕事内容や給与にはかなりの違いがあるのでしょうか？いいえ、さほど大きな差はありません。
もちろん、ヘルパー2級を持っていることで仕事の幅も広がりますし、次のステップアップも行うことが出来ますが、無資格の方でも一生懸命働くことはできますし実際に食事の援助や日常生活のサポートはもちろん、おむつ交換のお手伝いなども行うことが可能です。
ヘルパー2級を取得していることでお手当はいくらかつきますので、持っているほうが収入につながりますし夜勤に入ることもできますので夜勤手当も加算されます。